手探りではじめた脱炭素計画 非化石証書購入が、カーボンニュートラルへの取り組みの第一歩となった

2022.11.22
ESGカーボンニュートラル非化石証書

2023年に創立100周年を迎える東光電気工事株式会社。
弊社では、2022年8月の非化石価値取引市場オークションで、東光電気工事様の非化石証書の購入代行を行いました。(グループ会社様が保有する川内大中合太陽光発電所のトラッキング付き非化石証書を取得)。
電気工事事業や再エネ発電建設の豊富な実績をもつ老舗企業の脱炭素計画に密着します。


【対談者紹介】

東光電気工事株式会社
コーポレート企画部 
部長 廣瀬直樹様
GX戦略室
室長 林功市様

  カーボンニュートラルへ向けた、

企業が取るべき具体的アクションとは?

非化石証書購入が、カーボンニュートラルへの取り組みの第一歩となった

大江
本日はよろしくお願いいたします。 
まず、貴社サービスと廣瀬様がご担当されている業務内容をお聞かせください。

廣瀬
弊社は電気工事業を行っています。
ビルの内線工事が主流ではありますが、再生可能エネルギー発電所(太陽光や風力発電所の建設)や送電線、新幹線のトロリー線工事なども行っております。
私の担当部署はコーポレート企画部で会社の経営企画部門です。
今回のような非化石証書購入やPPA、GX等に絡む業務に関しては林が担当しているGX戦略室が所掌しています。

非化石証書のご購入をご検討されるきっかけや経緯について

大江
早速ですが、今回、非化石証書のご購入をご検討されるきっかけや経緯はどんなところにあったのでしょうか。

廣瀬
弊社取引先の上場企業様は、RE100を含めて再エネ化に対して様々なところにコミットしています。
その流れでサプライチェーンの中でも、脱炭素に対して求められるものや、要請される内容も、高くなってきているので、取引先のご要望にお応えするためにも脱炭素化に対して早期に対応していく必要がありました。
また弊社は創業(2023年11月が100周年にあたります。)以来、電気というエネルギーを扱ってきた企業として、政府目標であるカーボンニュートラルを達成するためにはどうすれば良いのかというところから社内での勉強会を始めました。
その中で、再生可能エネルギーには電気という価値と環境という価値があるという概念を知り、取組みの第一歩として「非化石証書」の購入を検討しました。
また、今回ホールエナジーさんとやりとりをさせていただく中で、自社出資の太陽光発電所をトラッキングする事ができるという制度面での知見も得て、地産地消ならぬ・・「自産自消」という言葉を作りました。正直、これにはPR効果も期待しました。

非化石証書購入にあたり、課題とは?

大江:
非化石証書購入にあたり、どんなところが課題としてありましたでしょうか?

林:
電気工事会社の電気という物理的なものにはものすごく強い会社ですが、環境問題といった切り口で何かをやろうとすると、全くそういう知見がなく、上場会社と比べると情報量も多くありませんでした。
それこそ、非化石証書とは何?というような、本当に基礎の基礎から知っていく必要がありました。
また、このカーボンニュートラルとは、基準が明確でない部分もあります。
社内では、今から取り組んだ方がいいのか、もう少し待った方がいいのか、等は議論していましたね。



弊社主催の非化石証書ウェビナーのご感想について

大江:
弊社が開催する非化石証書やCPPAのウェビナーにもご参加いただきました。
いかがでしたか?

林:
大変満足しております。
参加する人を変えたりして自分たちが腹落ちするまで何度も何度も聞かせていただきました。
理解が深まりましたね。

廣瀬:
パソコンで調べれば出てきますけど、ただ文字で見ても、やっぱり実際に話を聞かないと、その概要がつかめてこないです。
まず自分たちが何をしたかったのだろう、というところから、ゴールはこっちだろう、というところまで、ホールエナジーさんにはすごく手助けしてもらえたような気がします。

 >>>11月29日開催予定セミナー情報について

ホールエナジーで非化石証書を購入した決め手は、
“適用範囲の広さ”と “安心感”

他社サービスとの比較検討について

大江:
脱炭素が主流になりつつあり、非化石証書調達の代行サービスや再エネメニューを販売している会社様は他にもあります。他社サービスとの比較検討はされましたでしょうか?

林:
弊社は電力会社様とは送電事業部門において取引関係がありますので、先ずは電力会社様の再エネメニューについて優先して検討を行いました。
しかし、電力会社の再エネメニューは、最低購入量が決まっていたり、低圧は受け付けてもらえなかったりと、制約があります。
そこで、他の購入方法がないかと調べていた際に見つけたのが、ホールエナジーさんです。インターネットで検索するとすぐに出てきたので、迷わず連絡しました。

ホールエナジーで非化石証書を購入する決め手となったポイントとは?

大江:
そうだったのですね!ちなみに、弊社で非化石証書を購入する決め手となったポイントは具体的にどんな点にありましたでしょうか?

廣瀬:
サービスの適用範囲が広いというところがポイントになりました。
低圧受電でも対応可能な点や電力使用量に制限がない点、テナント入居でも対応できる点等、ホールエナジーさんは融通がききました。
特にテナント入居の場合、再エネ化するかを決めるのは、建物のオーナーさんです。
ですが、一つのテナントの要望だけで、オーナーさんが建物を再エネ化することは、非常に難しいです。
そんなとき、ホールエナジーさんでは、テナント入居の電力契約にも柔軟に対応してくれると提案してくれました。
また、手探りの中、沢山の質問をしましたが、どんなに質問にもすぐに的確に応えてくれました。
そのようなやりとりを続ける中でお任せできるという安心感が生まれました。

今後の再エネへの取り組みで、会社としてやり遂げたいこと

大江:
今後、更なる再エネの取り組みとして会社としてやり遂げたいことを教えてください。

廣瀬:
カーボンニュートラルに興味関心を持った人間をどれだけ増やしていけるか。それが推進力になっていくと思っております。
今後、カーボンニュートラルに取り組む多くの企業の皆様と様々な情報交換する事ができ、弊社として微力ながらでもお手伝いができるようになることが弊社の希望です。

プロの方にお任せするのが、一番安心でゴールに近づける

ホールエナジーの非化石証書購入代行サービスを利用した感想について

大江:
弊社の非化石証書購入代行サービスを利用した感想を教えてください。

林:
ホールエナジーさんは弊社と同じくJCLPの賛助会員です。
現在は環境省「再エネスタート」とのコラボウェビナーを開催するなど認知度も向上されています。
本当に素晴らしいパートナーと出会えたという印象を持っています。
また、非化石証書の購入に留まらず「PPA」の導入など多岐に渡り、制度面でのサポートを受けており、継続してこの関係性を維持したいと考えています。

高橋:
ありがとうございます。そのように言っていただけると大変嬉しいです。
ウェビナー後のアンケートへのご回答も毎回ありがとうございます。コメントにいつも励まされています。

非化石証書購入代行サービスはどんな企業におすすめなのか

大江:
最後に、弊社の非化石証書購入代行サービスを他社におすすめするとしたら、どんな企業におすすめですか?

廣瀬:
従業員が沢山いて、サステナビリティ関係を社内で内製化できる会社ばかりではありません。
カーボンニュートラルの知識が乏しかったり、今から取り組んでいこうとしていたりする企業も多いと思います。
具体的にどのように取り組んでいけばいいか分からないという場合は、プロにお任せするのが、一番安心でゴールに近づけると思います。

大江:
本日は貴重なお話をお伺いできました。ありがとうございます。
引き続きホールエナジーをよろしくお願いします。

【プレスリリース】

>>>グループ内電源の環境価値を活用 東光電気工事株式会社様の実質再エネ化を支援

【東光電気工事株式会社様のご紹介】

東光電気工事株式会社
●100カ所以上の太陽光発電所を施工
●350基以上の風車施工実績
東光電気工事様特許技術の再エネ・クロス発電 
クロス発電とは太陽光に風力を併設することにより、発電効率を向上させる特許技術です。
●自然光を利用した水耕栽培施設 株式会社東光アグリファーム
安心・安全な野菜の生産と将来を見据えた農業経営タイの構築、地域農業の活性化、雇用の促進にも取り組まれています。

弊社、ホールエナジーでは、再エネ導入の実現に向けて、柔軟に対応することが可能です。
もちろん、お客様の状況に合わせて取り組みも多種多様ではございますので
まずはお気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。
>>>無料相談会に予約する

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非化石証書購入代行サービスについて

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